町制40周年を記念し制作を進めていました岡垣町イメージソング、「変わらない岡垣(ふるさと)」が完成しました。この歌は「まっすぐに未来を見つめたまちづくり」を目指し、子どもから大人まで気軽に口ずさめ、みんなで岡垣町を愛し、楽しく歌えるイメージソングとして作成しました。歌詞は公募により、幅広い年齢層の応募作品の中から、瀬戸信二郎さん(高尾区)の作品に決定しました。また、作曲と歌唱は、歌手の森山良子さんに依頼し、完成したものです。
今後は、地域や小・中学校、公民館、岡垣サンリーアイなどに配布します。みんなで末永く歌い継いでいきましょう。
歌詞
1
覚えていますかあの夏の午後
三里(さんり)の浜でうたた寝をした
松林の風やさしくゆれて
青く高い空に夢を描いた
波津(はつ)の花火の大輪見上げて
君と歩いた夏の日の夜
何もかもすべて輝いて見えた
今も忘れない青い季節よ
フルーツ街道真っ直ぐ抜けて
矢矧(やはぎ)の川越え右へ曲がる
チョコレート色の家があの頃の僕の
あの頃の僕の家
2
覚えていますかあの春の日を
三里(さんり)の浜を君と見つめた
水平線が眩(まぶ)しくゆれて
蒼(あお)く深い海に心浮かべた
校庭の桜咲き誇(ほこ)る下で
まっすぐに見つめた未来への道
何もかもすべて輝いて見えた
今も忘れない青い季節よ
ゆうれい坂から岡城(おかじょう)過ぎて
高倉(たかくら)ビワの木見える丘の
積み木みたいな家があの頃の君の
あの頃の君の家
時代(とき)は変わる町も人も
流れ行く季節の中
だけどいつもこのこころに
変わらない岡垣(ふるさと)
変わらない岡垣(ふるさと)
変わらない岡垣(ふるさと)
作詞者「瀬戸信二郎さん」のコメント
この作品のテーマは、40歳近くの1人の男性が、ふと過去を振り返ったときの想い出を、素直な形で表現しました。夢いっぱいで、本当に全てが輝いて見えたあのころの自分、友と行った海水浴の楽しかった記憶、学校の入学式で見た満開の桜の花など、大人になるのが待ちどうしくて、希望に満ちあふれていた子どものころの想い出をノスタルジック(郷愁を起こすよう)に表現しました。
詞の中には、なるべく多く人に共感していただけるよう、岡垣町の自然や失いたくないものを取り入れました。私の書いた詞の一節が、この曲を歌う人の幼い頃の「想い出」を呼び戻す手助けになることが出来れば幸いです。最後に「岡垣」を「ふるさと」と読んでくれる人が、今よりも、もっと増えてくれることを心から祈っています。いつまでも「変わらない岡垣(ふるさと)」でありつづけますように。