7月10日、矢作川河口付近の海岸で確認した99個のアカウミガメの卵。産卵場所は波打ち際から近いことなどから、別の安全な場所に移し替え、子ガメが海に旅立つまで見守ってきました。
9月6日午後6時30分、最初の子ガメが地上に姿を現します。その後、次々と地上に現れ、大海を目指して歩く子ガメたち。午後7時45分、最後の子ガメが波にさらわれ、見えなくなります。
その間1時間15分ほど、集まった100人を超える人たちは時間も忘れ、大海を目指して懸命に歩く子ガメたちを応援し、その姿をカメラで撮影しながら、それぞれの心に刻み付けました。
この日、87匹の元気な子ガメたちが大海に旅立っていきました。