策定の経緯
国や県の目指す方向性と足並みを揃え、「2050年温室効果ガス排出実質ゼロ(=2050年カーボンニュートラル)」の目標を達成するべく、町の持つ自然的・社会的な特性を踏まえ、行政・住民・事業者がそれぞれの役割に応じた地球温暖化対策の取り組みを推進するため、「岡垣町地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)」を策定しました。
計画期間
2024年度から2030年度までの7年間
対象区域
岡垣町全域
対象とする温室効果ガスと部門
温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロン類などがあります。このうちエネルギーの消費によって排出される二酸化炭素は、全温室効果ガス総排出量の約9割を占め、地球温暖化への影響が大きいことが知られています。そのため、対象とする温室効果ガスは、二酸化炭素(CO2)(以下「温室効果ガス」)とします。
項目 | 排出部門 |
---|---|
二酸化炭素(CO2) |
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温室効果ガスの削減目標
国や県が掲げる「2050年温室効果ガス排出実質ゼロ」を踏まえて、岡垣町の2050年度の目指すべき姿を次のとおり設定します。
2050年度の目指すべき姿(長期目標)
2050年度に本町の温室効果ガス排出の実質ゼロ(=2050年カーボンニュートラル)を目指します。
注:排出の実質ゼロとは、温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いた値をゼロとするものです。2030年度の削減目標(中期目標)
2030年度における本町の温室効果ガス排出量を2013年度に比べて実質46%削減することを目指します。
施策体系
2050年カーボンニュートラルを実現するため、以下の施策体系を軸として取り組みを進めていきます。住民・事業者のみなさんにおかれましては、本計画に定める各種取り組みについて、積極的にご協力いただきますようお願いいたします。
- ビジネススタイルの転換 <産業部門、業務その他部門>
- ライフスタイルの転換 <家庭部門>
- 移動手段の転換とコンパクトなまちづくり <運輸部門>
- 循環型社会の形成 <廃棄物部門>
- 水と緑にあふれるまちづくり <温室効果ガス吸収源>