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薄味でも大満足!減塩料理

更新日:2025年01月23日

「塩」は生きていくために必要ですが、過剰な摂取が続くと血圧が高くなり、さまざまな病気の発症につながるため、一人一人に合わせた 「適塩」が大切です。

美味しく楽しく減塩しよう

厚生労働省は1日あたりの食塩摂取量の目標を、男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満(日本人の食事摂取基準2020年版)と定めています。
しかし、令和4年県民健康づくり調査報告書によると、福岡県民1人あたりの食塩摂取量は、男性が1日10.0グラム、女性8.7グラムで目標値を上回っています。
塩分の取りすぎを防ぐために、以下のポイントを意識してみましょう。

  1. いつも使用している調味料の食塩相当量を確認しましょう
  2. 醤油やソースはかけるよりも、小皿に少し出してつけるようにしましょう
  3. うどんやラーメンなどの汁は残しましょう
  4. 食材を選ぶときや外食時は、表示の食塩相当量を見る癖をつけましょう
料理に含まれる食塩の量
【厚生労働省「知っていますか?食塩のとりすぎ問題~身近な栄養のおはなし~」より転載】

      「薄味でも大満足!減塩料理」レシピ

      減塩料理

      献立名

      • 魚のフライ
        ・魚の下味に塩を振らない、ソースではなくタルタルソースを使うとこで塩分摂取量を下げる
        ・付け合わせの野菜をたっぷりと摂り、カリウムの摂取量を増やす
      • 焼ききのこのおひたし
        ・だし汁を利用して旨味をアップ
        ・きのこ類は一度トースターで焼くことで香りが増す
        ・カボスの絞り汁を加え、香りと酸味を加える
      • 白和え
        ・梨を加えて食感もにぎやかに
        ・ごまペーストでコクがアップ
      • リンゴのカラメルソテー
        ・バターは無塩バターを使い塩分摂取量を減らす
        ・シナモンを使って香りと味にメリハリをつける
      上記のポイントを押さえた今回の献立は、ご飯を含めた料理5品で食塩相当量がたったの1.8グラム!
      調味料のお塩も一切使わずに、満足感のある食事が完成します。
      これらの献立は、健康づくり講演会「血圧管理で安心生活!」で講師にお迎えした宮本和光栄養士が考案しました。
      詳しいレシピを関連ファイルに載せていますので、ぜひ毎日の食事の参考にしてください。

      減塩調理のポイント

      1. 塩分相当量の低い調味料(タルタルソースやマヨネーズ)を利用する
      2. だしをしっかりと効かせる
      3. 柑橘類の搾り汁や酢などの酸味を生かす
      4. 唐辛子やこしょう、わさび、カレー粉などのスパイスを利用し味にアクセントを出す
      5. 焦げ目や焼き色をつけ、香ばしさを生かす
      6. カリウムを豊富に含む野菜や果物を積極的に摂取する
        この6つのポイントをご家庭の調理でも取り入れてみましょう。

        関連ファイル

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        健康づくり課 健康増進係
        電話番号:093-282-1211(代表)
        ファクス番号:093-282-0277

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