はじめに
岡垣国際交流協会(O.I.A)補助金に関するこれまでの町の対応等については、令和3年6月と9月に町の公式ホームページでご説明をさせていただきました。
今回は、その後の町の主な対応並びに今後の取組み等について、ご報告いたします。
町の対応について
(1)「改善報告書」について
令和3年度補助金の交付決定にあたっては、岡垣町補助金等交付規則第3条第1項第3号の規定により「補助金等の交付を受けようとする団体又は個人の会計処理及び補助金等の使途が適切であること」を確認する必要があります。
そのため町は、O.I.Aに対して、会計処理及び組織運営の適正化に向けた改善状況の進捗を確認するための「改善報告書」の提出を求めました。
そのことを受けて、令和3年12月13日付で「改善報告書」が提出され、会計処理及び組織運営の適正化に向けた基本認識及び基本姿勢が次のとおり示されました。併せて、具体個別の改善事項についても改善状況とその時期等の報告がありました。
- 基本認識 「岡垣国際交流協会が活動を進めていく為には、住民と会員の皆様のご理解・ご協力が不可欠であり、町の補助金等交付規則の主旨に則り、かつ当協会の規約に基づき適正な事務処理や会計処理を行う必要があると認識しております。」
- 基本姿勢 「町の補助金等交付規則を遵守するとともに、町役場から求められている事項についても真摯に対応していく次第です。」
(2)「一同に会する場について」
「改善報告書」が提出され、O.I.Aから改善の方向性が示されたため、会計処理や組織運営の適正化に向けた取組を加速化するために「一同に会する場」を次のとおり開催しました。
期日
令和4年1月14日(金曜日)
場所
中央公民館
出席者
- O.I.A(会長、副会長2名、事務局長、事務局職員)
- 町(町長、副町長、企画政策室長、地域づくり課長・係長)
- 立会人(町議会議員2名)
(3)令和3年度補助金について
「改善報告書」が提出され、「一同に会する場」が開催されたことを受けて、令和4年1月21日に令和3年度補助金の1回目の交付決定を行いました。
2回目の交付(最終)は、コロナ禍の状況を踏まえ、事務局人件費や必要経費を精査して交付します。
まとめ
町は、O.I.Aから提出された「改善報告書」の基本認識及び基本姿勢は、適切なものであり、協会の課題解決に向けた真摯な姿勢が示されたと判断しています。さらに会計処理及び組織運営の適正化に向けた取組を加速化するための「一同に会する場」も適切に開催されました。
町は、O.I.Aのこれまでの活動実績や会員の方々の「まちづくりへの思い」に敬意を払いながら、補助金等交付規則に基づく補助金の使途や適正な会計処理・組織運営などについて、引き続き確認・指導していくこととしています。
その他
監査委員からの指摘事項とそれに対する町の措置状況については、下記の関連リンクを見てください。