木材は、断熱性、調湿性等に優れ、リラックス効果があるほか、再生可能な資源であり、その利用を推進することは、林業の再生を通じた森林の適正な整備を促し、地球環境の保全、循環型社会の形成、森林の有する多面的な機能の発揮、山村をはじめとする地域の活性化に貢献することとなります。
こうした状況を踏まえ、木造率が低い公共建築物にターゲットを絞って、平成22年10月11日に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、国では、平成22年10月4日に「公共建築物における木材の利用の促進に関する基本方針」を定め、国が率先して公共建築物等における木材利用を促進しています。
また、福岡県においても平成24年1月30日に国の方針に即して「福岡県内の公共建築物等における木材の利用の促進に関する方針」を定め、建築基準法等の法令によって制限されていない低層の公共建築物について、積極的に木造化を促進する方針等が示されています。
このような中、岡垣町においても、県の方針に即して平成25年5月24日に「岡垣町内の公共建築物等における木材の利用の促進に関する方針」を定め、この方針に基づき公共建築物等への木材の利用を推進します。