岡垣町では、長野県上田市真田町と隔年で相互訪問を行っています。
令和元年度は、岡垣町の児童生徒13人が研修生として参加しました。研修生は10月に初めて顔を合わせ、岡垣町と上田市の特徴や違いを調べたり、テーマソングの練習をしたりと、4回の事前研修を経て、12月25日(水曜日)から29日(日曜日)まで上田市を訪問しました。
事業の目的
岡垣町の子どもたちが、文化・環境・生活習慣の異なる地域の子どもと生活を共にすることにより、ふるさと岡垣を見つめ直し、また、さまざまな体験を通して人間形成を図り、岡垣町のジュニアリーダーとして育成することを目的としています。
上田市での主な体験活動
ホームステイ
上田市のホストファミリーの家で、2泊のホームステイを経験しました。
12月28日の自由行動日には、善光寺などの名所に行ったり、名物の信州そばを食べたり、長野県を満喫したようです。
上田市長表敬訪問
上田市役所の市長室を表敬訪問しました。上田市の土屋市長は研修生からのたくさんの質問に対し、親切に分かりやすく答えてくれました。研修生はメモを取りながら真剣に聞いていました。
学校交流会
本原小学校の皆さんとの交流会。金管バンドの演奏とダンスクラブのライブダンスで歓迎を受けました。その後は、ミニ綱引きなどスポーツ大会で楽しみ、お昼には地元の食材を使った給食を食べながら交流を深めました。
スキー体験
初めてスキーをする研修生も多く、初日はゲレンデに立つだけでも精一杯でしたが、次の日は、リフトに乗って滑走コースに挑戦しました。みるみる上達する子とそうでない子に分かれましたが、それぞれが雪山の楽しさや怖さを実体験しました。
上田城史跡見学
上田城跡公園や公園内にある市立博物館など、戦国時代に活躍した真田一族の歴史が分かる名所を見学しました。
お別れパーティー
ピザやケーキなどのごちそうを食べながら別れを惜しみました。パーティ途中にはホームステイでの思い出の写真が上映され、研修生とホストファミリーのパートナーは、一人ひとり思い出を発表し、楽しく過ごした時間を振り返りました。
最後に
岡垣町に戻ってきてからも、上田市での経験を報告書にまとめるなどの事後研修を3回行い、2月8日に保護者などに対して報告会を行いました。13人の研修生は、約4カ月間の研修を通して「岡垣町の代表」としての自覚を持ち、さまざまな体験を通して岡垣町の「良さ」を再認識することができました。今後、研修生の皆さんは、岡垣町の「ジュニアリーダー」として活躍してくれることでしょう。