皆さまからお寄せいただいた寄附金は岡垣町「おかがき応援寄附」条例に基づき、基金として積み立てています。この基金を活用し、次の事業の予算に充当させていただきましたのでご報告致します。
これまでの寄附金の受け入れ状況と活用状況は、下の関連ファイルをご覧ください。
令和5年度おかがき応援寄附金活用状況
町のシンボル「三里松原」の再生・保全活動に取り組みました
活用金額
2,700,000円
内容
岡垣町のシンボルである「三里松原」は、海からの風や潮、津波や高波、飛んでくる砂などから海岸沿いの暮らしを守る大切な防風保安林です。
町の財産として松原を次世代に引き継いでいくため、三里松原防風保安林保全対策協議会が中心となり、多くの町民ボランティアとともに松原の巡視活動、松葉かき、松の植栽などを行いました。こうした活動を通して、たくさんの町民が松原に親しむ機会を提供することで、町民一体となって三里松原の再生・保全活動に取り組むことができました。
児童の自然環境保全の意識向上に取り組みました
活用金額
1,600,000円
内容
この取り組みは、町内の小学4年生を対象に、地域の河川や海岸の環境について学び、自然環境を守る意識を育むことを目的としています。
令和5年度は、5校308人の児童が参加し、波津海岸、矢矧川、汐入川、戸切川で採取された生き物から水質を判定した結果、海は「きれいな水」、川は「ややきれいな水」と判定されています。
教育相談体制の充実に取り組みました
活用金額
7,000,000円
内容
児童生徒のいじめや不登校などに関する教育相談や指導体制の充実を図るため、教育現場で実践経験のある指導主事・教育指導員を配置し、教職員・児童・生徒・保護者の相談対応を行うほか、学校の指導研修などを実施しました。
学校現場のICT機器活用・充実に取り組みました
活用金額
63,800,000円
内容
GIGAスクール構想で整備された一人一台端末等のより一層の活用のため、新たな学びの環境を整えています。
また、ICT支援員を配置し、ICT機器の活用における技術的な助言や整備後の管理・運用・活用方法の提案、教職員のスキル研修等を行い、学校でのICT機器活用向上を図りました。
町独自の英語教育改革に取り組みました
活用金額
4,000,000円
内容
グローバル化が進む中、英語教育の推進や国際理解は重要です。町独自の取り組みとして、日本人英語講師やALTの配置を行うことで、基礎的・実践的なコミュニケーション能力や異文化への理解力向上など、社会情勢に対応した資質や能力を育てる取り組みを行いました。
各校区コミュニティで、様々な活動を行いました
活用金額
7,400,000円
内容
岡垣町にある5つの校区コミュニティでは、自治区単位よりも校区単位で取り組んだ方がより効果的な「防犯・防災」「環境美化・保全」「健康・福祉」などの課題の解決や、それぞれの校区の実情に応じた課題の解決に取り組んでいます。令和5年度は新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類に移行し、少しずつ以前の活動を再開しようと各校区コミュニティが動き始めた年度となりました。具体的には防災訓練や清掃活動、ふれあいスポーツイベントなどの地域活動に取り組みました。
自治公民館活動の支援に取り組みました
活用金額
3,600,000円
内容
自治区が行う各種活動(体育スポーツ活動、芸術文化活動、環境美化活動など)を支援することで、地域コミュニティ活動の活性化を図りました。
“福祉と健康の増進及びふれあい交流の場”おかがき総合福祉保健センターいこいの里の管理運営を行いました
活用金額
30,000,000円
内容
いこいの里は、社会福祉協議会、シルバー人材センター、岡垣町ボランティアセンターなどの事務所が設置されています。また、住民を対象とした健康診断の実施や入浴施設の運営など、町の福祉と健康の増進及びふれあい交流の場として、子どもから大人まで多くの人たちが利用している施設です。
今後も福祉と健康の増進及びふれあい交流の場として、施設の管理運営を行っていきます。
「ひとづくり、まちづくり」に貢献する施設“岡垣サンリーアイ”の管理運営を行いました
活用金額
50,000,000円
内容
岡垣サンリーアイは、“地域活性化と文化の振興”の中心として、町内外を問わず多くの皆さまに利用いただいています。
おかがき応援寄附基金により、施設を適切に管理運営することで、地域住民の皆さまに学習・文化・スポーツ・レクリエーションの促進の場を提供することができました。今後も町民の日々の暮らしを豊かにするふれあいの場として、施設の管理運営を行っていきます。
子ども医療費の支給を行いました
活用金額
20,000,000円
内容
この事業は、疾病の早期発見と治療を促進し、子どもの保健の向上と福祉の増進を図ることを目的としています。
子どもたちの健康を守るとともに、子育て世帯の経済的支援の充実を図るため、町内の0歳から18歳のおよそ4,700人に子ども医療証を交付し、医療費の助成を行っています。また、令和6年10月1日より小学生から18歳までの外来自己負担額をひと月あたり1,200円から500円に減額しました。
給食の食材費の上昇分を負担しました
活用金額
6,000,000円
内容
令和4年度から、物価高騰による食材費高騰分について町が負担し、給食の質と栄養バランスを保つとともに子育て世帯の負担軽減を図りました。
子どもたちのインフルエンザ予防に努めました
活用金額
4,900,000円
内容
1歳から15歳までの子どもを対象に、インフルエンザの予防接種に係る費用を補助しました。これは、子どもたちの健康を守るとともに、子育て世帯の経済的負担や看病する家族の負担を軽減させることを目的に行っています。
岡垣町の誇る地下水をペットボトル化しました
活用金額
593,000円
内容
水のおいしさや水を通した豊かな暮らしを広めるため、「岡垣のおいしい水」という名称で地下水のペットボトルを2,400本製造しました。製造したペットボトルは移住検討者や町外者が多く集まるさまざまなイベントなどで配布しています。